日本のみなさん、こんちには! 僕がハン・リーです!/2010年の日本オープンで3位タイになったハン・リー選手を三菱住友VISA太平洋マスターズで直撃しました。豪快なビッグドライブとアプローチショットでの繊細なタッチ。大きな体とは対照的な無邪気な笑顔。常に周りを明るくするサービス精神。そんな魅力が満載なリー選手の素顔とは!?

ハン・リー選手選手写真

-生まれは韓国のようですが、幼少のころに渡米されたのですよね。

リー:渡米したのは僕が2歳の時で、場所はカリフォルニア州オレンジカウンティ。高校までそこで育ち、大学はカリフォルニア大学バークレー校に進学したんですよ。

-ゴルフをスタートしたのは?

リー:9歳からで、両親の影響でスタートしたんだ。でも、僕は野球の方が好きだったんだ。野球は5歳のときから10年間プレーして、ポジションはキャッチャーと一塁手。でも、高校ではゴルフと野球が同じシーズンに行われていたので結局ゴルフを選んだというわけ。

-ジュニア時代のエピソードは?

リー:13歳の時に初めてアンダーパーを出したことかな。でも、内容は7バーディ、1イーグルまでは良かったけど、ダブルボギーやトリプルボギーも叩いて(笑)…。散々だったよ。まぁ、1アンダーで回れたから良しとすべきなんだけどね。

-アップダウンが激しかったんですね。プロゴルファーになろうと決めたのはいつですか?

リー:大学生の時だね。4年生でオール・アメリカンに選ばれたのがきっかけ。友達にはPGAツアーで活躍している選手もいるよ。

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-クリーブランドゴルフについてはどんな印象を持っていますか?

リー:本社が家からすごく近くて、ゴルフを始めた時からずっとクリーブランドゴルフのクラブを使ってきたんだ。契約して分かったことは、僕たちプロと家族のように接してくれること。とてもプレーしやすい環境にあると言える。もちろんクラブも素晴らしいよ。

-アプローチショットが得意なのもクリーブランドゴルフのお陰ですかね?

リー:クリーブランドゴルフのウエッジはNo.1! 僕のアプローチは体中心のスイングで手をあまり使わず、ボール位置を左右に動かすことで高低を出すんだけど、どんなショットにも対応してくれるよ。とにかく9歳の時からクリーブランドゴルフ一筋ということが、ブランドの良さを物語っていると思う。

-2008年から日本ツアーでプレーしているけど、日本での生活はどうですか?

リー:とにかく周りの人やファンが温かいよ。食べ物もおいしいし。それから転戦がそれまでプレーしていたアジアンツアーやネイションワイドに比べて楽なのも良い点だね。でもファンの存在が一番! 僕はそんなに有名ではないと思うんだけど、みなさんすごく応援してくれて励みになるね。日本は“ホームツアー”だと思ってプレーしているよ。

-聞くところによるとオフ中はテレビゲームにハマっているとか…

リー:そう、そう(笑)! 遠征にも持ち歩いてるんだ。ツアー中は、毎日違うホテルに泊って食事もレストランばかり。そんな中で日常と変わらないのがゲーム。とてもリラックスできるひと時と言えるね。メジャーリーグの野球ゲームばかりしてるんだけど…。

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-野球が好きなんですね?

リー:Yeah! 地元で応援していたロサンゼルス・ドジャースはインターネットで欠かさずチェックしてるよ。日本のプロ野球はまだ観たことがないけど、ファンも多いし、来年は絶対観に行きたいな。

-そうですか。話をゴルフに戻して、現在のキャディは月森さんという日本の方ですが、どのように出会ったのでしょう?

リー:2008年の日本オープンでマネージャーから紹介されてバッグを担いでもらったのがきっかけ。それまではハウスキャディばかりだったんだ…。でも、その大会で6位になったんだよ! それで翌年から専属キャディになってもらったというわけ。

-リー選手は今年の日本オープンで3位、去年の三井住友VISA太平洋マスターズで2位と難しいコースが得意のようですね。

リー:太平洋クラブ御殿場コースは大好きなコースなんだ。アメリカのコースのようだしトリッキーな部分も少ない。日本には素晴らしいコースがたくさんあるよね。特にシーズン終盤の舞台はお気に入り。ショートゲームが得意だから、難しいコースの方が僕のゴルフに合っているのかも知れないね。

-最後に将来の目標を教えてください

リー:いつかはPGAツアーでプレーしたいな。でも、“いつ”と決めるのではなく、まずは毎年成長するということが大切だと思っているよ。それに、日本のツアーにいる先輩プロやキャディの月村さんの存在も大きい。彼はこれまで素晴らしいプロゴルファーのバッグを担いでいるからね。彼とコンビを組めるのは最高なことだし、今は日本でプレーしていることがとてもハッピーなんだ!


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専属キャディ 月森洋二さん

大柄でパワフルな選手ですが小技やパターも上手ですね。それからスコアが良くても悪くてもすごく明るい。喜怒哀楽激しいですが、切り替えも早いところが良いところだと思います。リー選手の専属キャディになったのは、2008年の日本オープン後の別トーナメントがきっかけでした。その時キャディをしていたプロとリー選手が同組になり、リー選手から「そのプロとその日のスコアをかけて、僕(リー選手)の方が良かったら来年からバッグを担いでくれ」って言われたんです。冗談だと思って軽く「いいよ」なんて言ったら、その時にリー選手のスコアの方が良くて…。結局、本当に2009年から専属キャディになりました。とにかく人柄も素晴らしいですし、将来的にはアメリカでも上位にいける選手を目指してもらいたいです。そして、私もできる限りコンビを組めればと思っています。

ダンロップスポーツ株式会社 ブランド推進部 プロ・トーナメント担当 藤本哲朗さん

リー選手は大人の部分と子供のような無邪気さの両面を持っている素晴らしい選手です。いつも同組の選手に積極的に声をかけ盛り上げていますが、そうすることで同伴競技者を明るくさせ、それが自分のプレーも良くすると考えているようです。アメリカ人とアジア人の良い部分を合わせたようなキャラクターの持ち主ですね。

PROFILE

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ハン・リー選手 プロフィール

韓国生まれで2歳の時に両親と渡米。カリフォルニア大学バークレー校時代には多くのタイトルを手にした。2003年から3年間はネイションワイドツアーに参戦。06年は韓国ツアー、07年はアジアンツアーを転戦した。そして08年から日本ツアーを主戦場に。同年に日本オープンで6位に入るなどし初シードを獲得。2年目の2009年にはキヤノンオープンで初の最終日最終組でプレーし2位タイ。三井住友VISA太平洋マスターズでも2位タイとなり賞金ランキング30位に入った。そして迎えた2010年はフジサンケイクラシックで単独3位となると日本オープンで3位タイ。今後、最も活躍が期待されるツアープロの一人となっている。