香妻琴乃プロが語る「RTX F-FORGEDウエッジはシンプルに打てば寄る“やさしい”ウエッジ」


このたび新登場するクリーブランドの軟鉄鍛造ウエッジ『RTX F-FORGED ウエッジ』。「F-FORGED」の“F”は“Forgiveness=寛容”。つまり、アベレージゴルファーのショートゲームを「やさしく」するための機能が随所に採用されていて、香妻琴乃プロも昨シーズン終盤から女子ツアーで愛用している。このウエッジ、いったいどこがやさしいのか? 香妻プロのコメントをまじえ、その特長をご紹介しよう。


 昨シーズン、賞金ランキング48位となり2年連続となるシード権を獲得した香妻琴乃プロ。香妻プロがクリーブランド『RTX F-FORGED ウエッジ』(以下、F-FORGED)を実戦に投入したのは11月半ばの「伊藤園レディス」だった。シーズンも大詰め、それもシード権争いの最中に新たなギアを使い始めたというわけだ。
 その理由について、香妻プロはこう話す。

練習ラウンドで使ってみて、『いいな』と思えたので迷わずに替えました。とにかく打ちやすかったんです

 では、香妻プロは「F-FORGED」のどこに打ちやすさを感じたのか。具体的に見てみよう。

Point
ボールをしっかり捉えられるグースネック

わずかにグースがつけられたネック。ボールを包み込むような形状が、アドレスでの構えやすさと安心感を生む。

 「F-FORGED」の特長のひとつが、わずかにグースがついたネックだ。

私は今までグースネックは使ったことがなかったんです。でも、自然に構えられたし、打ってみたら、球がつかまる感じがしたし、うまく“拾ってくれる”ので上がりやすいと思いました」(香妻プロ)

 インパクトで自ずとハンドファーストになり、球をしっかり捉えられるのがグースネックの利点。香妻プロは初めて使ったときにそれを実感した。
 また、香妻プロは「F-FORGED」の“顔”が生み出すこんな効果も語っている。

私の場合、テイクバックをインサイドに引いてしまうクセがあるんです。それが、『F-FORGED』は“顔”がいいので、アウトサイドに、フェースを立てて引けます。テイクバックがとりやすいので、自分がイメージしたラインに出せるようになって、低く打ち出すランニングアプローチも方向性がよくなりました

Point
打点が安定し、ミスを減らすワイドソール

 幅が広めに設計されたソールも「F-FORGED」の特長のひとつ。ワイドソールはバンスをつけるのと同じ効果が期待できるため、ヘッドは芝や砂に潜りすぎることがなく、打点が安定。それが距離感のよさにつながりショットの精度がアップする。

ソールは、アベレージゴルファーをサポートするワイド設計。ヘッドが芝や砂に深く潜りすぎないため、ラフでは“抜け”がよく、バンカーではスムーズな脱出を助けてくれる。

 このワイドソールによる効果について、香妻プロはこう話す。

私は、ロブショットとか思い切って打つのは得意なのですが、花道とか、かんたんな状況のアプローチがかなり苦手だったんです。でも、このウエッジを使うようになってから、すごくやりやすくなりました。ソールが適度に滑ってくれるので、変に操作せずにシンプルに打てばいいんです。そうすれば少しダフったとしても大きなミスにならないし、寄る確率も高くなります

 付け加えると、ワイドソールとグースネックの組み合わせは、葉が硬く、ボールが浮きやすい日本のゴルフ場の環境で特に威力を発揮する。ボールが浮いていると、いわゆるダルマ落としになったり、クリーンにヒットできなかったりといったミスが出がちで、それがボールの飛び出すスピードや飛距離のバラつきにつながりやすい。その点、ワイドソールは、高麗芝でもヘッドが潜りすぎないためにボールの下を抜けにくくなる。そしてボールのつかまりをよくするグースネックが、そうした状況でもボールをしっかり捉えてくれるのだ。

Point
軟鉄ならではのソフトな打感と安定したスピン量

独特のやわらかい打感を生む軟鉄鍛造ヘッド。フェースには様々な条件下でも安定してスピンがかかる最新のテクノロジーが満載だ。

「シンプルでカッコいい」と香妻プロが話すバックフェース。キャビティ部分のユニークなデザインに注目。

 そして、ヘッド素材に「S20C」という軟鉄が使われているのも、香妻プロが「F-FORGED」を選んだ理由のひとつだ。

私は、軟鉄のやわらかい打感が好きで、ずっと使ってきました。打感がやわらかいほうがデリケートなショットで感じが出しやすいから。そういうフィーリングのよさは、『F-FORGED』でも感じますね」(香妻プロ)

 そして、フェースには、スピン性能に定評のあるROTEXシリーズ独自のテクノロジーが使われている。シリーズ独自のカーブ状のフェースパターンや、溝と溝のあいだにコンピュータ制御で施したレーザーミーリング、仕上げ時に溝を保護することでエッジをシャープに保つツアージップグルーブだ。それらの最新技術を結集した結果、

フェアウェイからだけでなく、ラフからや、雨や露で濡れている状況でもスピンがよくかかります

 と香妻プロも満足する安定したスピン量を生み出すのだ。





 そして2016シーズンも、48°、52°、58°という3本の「F-FORGED」を愛用している香妻プロ。3月中旬の「Tポイントレディス」2日目の1番パー5では、第3打を直接放り込みチップインイーグルを奪った。

去年までは、どんなときもボールを上げていたのですが、『F-FORGED』に替えてから、ランニングなど、アプローチのバリエーションが増えました。使う番手も、以前は58°ばっかりだったのが、最近は52°も使うようになりました

 と、好調のアプローチの秘密を語る香妻プロ。そして、ショートゲームに悩むアベレージゴルファーのみなさんにこうアドバイスしてくれた。

グリーン周りのミスを減らせれば、スコアはかなり縮まりますよね。『F-FORGED』は、シンプルに打てばミスが減らせるはずです。私が『F-FORGED』を“やさしい”と感じるように、アマチュアの方も、使えばそのやさしさが実感できると思います